カリフォルニア LA日記

ロサンゼルス生活のあれこれ

趣味

趣味は何?と聞かれて考え込んでしまった。
そう言われてみれば趣味らしき趣味を持っていない。


スポーツジムに行って体を鍛える事です。なんて言えるほどジムにも言ってないし体も鍛えていない。旅行です。とか言うほど行ける機会もなければ金もない。株です。とか言う知識もない。ハイキングに行くことです。とかまったく興味ない。


うーん。。物凄く謙虚に言わせてもらえれば、語学、かな。これもなんちゃっての域なんですけどね。


ロサンゼルスに来たばかりの頃、仕事をし始めてすぐに、何を思ったかそれと並行にUnivercity of California Los Angeles (略してUCLA)というここロサンゼルスにある大学の短期コース(3か月が1ユニット、3ユニットで全9か月)で中国語のクラスを取ったことがありました。この短期コースって正規の単位はもらえない、いわゆる一般の社会人も参加できるコースで、9か月を終了すればUCLAの修了書がもらえるコースなんです。


前々から中国語を学んでみたいという思いはあったので、時期も丁度良かったので気軽にそのコースに申し込んだけど、コースが始まってみたら、これが、趣味で学んでみようとか、日本の街中の英会話の学校みたいな、ちょっと気軽に楽しく学ぼうとかじゃなくて毎回、授業が超真剣そのもの。毎週土曜日の朝9時から午後1時まで4時間みっちり勉強、で、毎回凄い量の課題がでて、一週間かけてこなしていたんですが、ホント辛くて夜中目が覚めた位。
語学習得の為の『読み』『書き』『会話』『聞く』をまんべんなく習うんだけどこれがまあ、大変。毎回教室でスピーチさせられるは、読まされるは、作文させられるは、そんでもってダメ出しも食らうわ。もちろん毎週テストもありの、中間試験もありの、期末試験もありました。今になってみれば違う国で新しい語学を習得するってまあ、ここまで詰め込んで集中してやらないとダメなんだろうなとも感じるんだけど、当時は授業についていく事、課題、試験をこなす事に精一杯。『こんなに大変だったなんて。。申し込むんじゃなかった』って何度思った事か。でも、もう学費払っちゃってるしやめられない。チキショー!とか言いながら9か月間、予習、復習、課題をこなしてました。


今だにそのクラスで使った教科書も教科書に付属でついてきたCDも持っているので暇なときとかちょっと聞き流ししたりしてるんですけどね。大変だったけどまあ少しは中国語、聞けばわかるようになったので良かったかな。と思っています。というか、頑張った分、本当に解るようになるんだ。。。って思いましたね。中国語のニュースとか映画を見たり聞いたりしてて自分の耳にすっと入って言ってる内容がわかると、今だに、あの大変だったコースを乗り切ったからかなーって思っちゃったりします。
今でも時々中国語の勉強はしてるけど、本当にダラダラで。台湾人の友達と中国語で話そうとすると、あまりのへたくそさに面倒臭がられて英語と日本語での会話になっちゃう。(その友達、日本語ができてしまうんです。)なので自分の中国語上達しません。という言い訳をしておこう。


あ。因みにですが、この短期コースが始まった時は約40人の生徒がいたんですけど、9か月後のコース終了時は8人になってました。みんな消えてっちゃった。(僕はちゃんと終了して修了書、もらいましたよ!)←ちょっと自慢。